キャリアアップ助成金（短時間労働者労働時間延長支援コース）インタラクティブ・ガイド

「短時間労働者労働時間延長支援コース」は、現行の「社会保険適用時処遇改善コース」の労働時間延長メニューを拡充したものです。労働時間の延長幅や賃上げ率の要件がより具体的になり、助成額も特に小規模・中小企業に対して手厚くなっています。また、新たに2年目の取組も支援対象となりました。
なお、社会保険適用時処遇改善コース（労働時間延長メニュー・併用メニュー）で取組中であっても、本コースの要件を満たす場合は切り替えて申請することが可能です。

はい、対象となります。キャリアアップ計画期間内に段階的に労働時間延長や賃上げを行い、最終的に社会保険の適用要件と本コースの要件を満たした場合に助成対象となります。ただし、助成金が支給されるのは、社会保険が適用された後の申請となります。

1年目の取組のみであれば必ずしも必要ではありません。しかし、2年目の取組として「昇給、賞与又は退職金制度のいずれかの制度の適用」を選択する場合には、企業規模にかかわらず、それらの制度を就業規則または労働協約に規定し、労働者に明示する必要があります。

最低賃金が発効された日以後に賃上げした場合、最低賃金に達するまでの増額分は助成金の増額率の計算には含まれません。しかし、最低賃金の改定が決定された日から、その発効日の前日までに賃金改定を行えば、その賃上げ分を助成金の要件に含めることが可能です。