ミッション・コマンド入門 vol.7 ~任せたら放置? いや、指揮官が介入すべき「一線」がある~

ミッション・コマンド入門 Vol.7 - 介入の「一線」

ミッション・コマンド入門 Vol.7

任せたら放置? 指揮官が介入すべき「一線」

「手出し無用」は
職務放棄かもしれない。

「任せたから俺は口を出さない」と言ってゴルフに行ってしまう社長。
それはミッション・コマンドではなく、単なる「放置」です。

指揮官には、部下が破滅に向かう時、断固として「介入(Intervention)」する義務があります。
しかし、些細なことで口を出せばマイクロマネジメント。その「一線」はどこにあるのでしょうか?

⛳ 🏃

任せる vs 放置

× 丸投げして関心を持たない

◎ 監視しつつ、条件を満たしたら介入する

介入の基準:SOPとCCIR

「思考の節約」と「非常ベル」の仕組み。

🛡️ SOP (標準作業手順)

行動のガードレール

「やってはいけないこと」や「基本動作」をSOPで規定します。
このガードレールの内側なら、部下は自由に動けます(思考の節約)。

指揮官の対応:見守る (No Intervention)

🚨 CCIR (重要情報要求)

介入のトリガー

「この状況になったら報告せよ」という事前合意。
想定外の敵、資金ショートなど、現場の手に負えない事態です。

指揮官の対応:即介入・決断 (Take Control)
Simulation

指揮官の決断シミュレーター

プロジェクト進行中、報告が入りました。あなたは介入しますか?

STATUS MONITOR

SOP範囲内 CCIR (危険域)
報告待ち...

介入頻度と組織パフォーマンス

適切な介入(CCIRのみ)は、リスクを抑えつつ現場の自律性を最大化します。
過干渉(マイクロマネジメント)は自律性を殺し、完全放置はリスクを最大化します。

  • 最適介入: 自律性 高 / リスク 低
  • 過干渉: 自律性 低 / リスク 低

部下に伝える「3つの約束」

🛑

1. ガードレール (SOP)

「このルール(安全・法令)は絶対に守れ」

🕊️

2. 自由 (Freedom)

「目的(意図)から外れない限り、やり方は任せる」

🆘

3. 介入 (CCIR)

「ただし、この状況になったらすぐ投げろ。俺が決める」

次回 Vol.8 予告

【育成】ミッション・コマンド型人材の育て方

~失敗をデザインする~

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