安全教育バイブル vol.6 ~「いい感じでやって」は教育ではない。ベテランの「勘」を数値化せよ~

安全教育バイブル Vol.6 - 暗黙知の言語化
🧠

安全教育バイブル Vol.6

「暗黙知」の継承と勘・コツの言語化

「いい感じでやって」は
教育ではありません。

「シュッとやるんだ」「ガッと音がしたら止める」。
ベテランにとっては当たり前の感覚も、新人にとっては「謎の呪文」です。

感覚(暗黙知)を数値と言葉(形式知)に変換する。
それができなければ、技術の継承は途絶え、事故はなくなりません。

😶‍🌫️ ➡ 📊

翻訳のプロセス

感覚 (Black Box) データ (Standard)
Simulation

ベテラン翻訳機

ベテランの抽象的な言葉を、新人でもわかる基準に「翻訳」してください。

Input (Veteran)

「ボルトはクッとなるまで締めろ」

新人にどう伝えますか?(クリックして選択)

「目」をハッキングせよ

熟練者は「全体」を見ているようで、実は「異常の予兆」が出る一点だけを見ています。
新人はどこを見ていいかわからず、視線が泳ぎます。
「どこを見ているか」を教えることが、教育の第一歩です。

新人:視線が定まらず、異常を見落とす

熟練者:チェックポイントを瞬時に巡回

CONTROL PANEL SIMULATION
PRESSURE

習熟スピードの比較

「見て盗め(暗黙知)」vs「言語化教育(形式知)」

※イメージ図:言語化することで初期の学習コストは上がるが、戦力化までの時間は劇的に短縮される。

今日からできる「数値化」レッスン

感覚的な言葉

「ちょっと熱くなったら」

数値化(正解)

「表面温度 60℃以上」

※温度計や示温シールを使う

感覚的な言葉

「いい音になったら」

数値化(正解)

「高音が消え、低音のみに」

※録音して聞かせるのがベスト

感覚的な言葉

「シュッと塗る」

数値化(正解)

「1秒間に50cm移動」

※メトロノーム等でリズムを作る

マウスオーバーで正解を表示

次回 Vol.7 予告

【振り返り】失敗を宝に変える「AAR」

~反省会が人を育てる~

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