ミッション・コマンド入門 vol.2 ~「命令」と「指揮」は違う。「意図」という羅針盤を持たせよ~

ミッション・コマンド入門 Vol.2 - 「命令」と「指揮」の違い
🧭

ミッション・コマンド入門 Vol.2

「命令」と「指揮」は違う

「命令」だけでは、
人はロボットになる。

「部下に命令したのに、期待通りの結果が出ない」。そう悩んでいませんか?
多くの現場で起きているのは、「命令(作業の割り当て)」の乱発です。

自衛隊では教わります。
「命令(Order)」と「指揮(Command)」は別物である。
人を動かすのは、細かい指示ではなく、羅針盤となる「意図」です。

🤖 vs 🏃

指示待ち vs 自律

命令: 具体的な動作 (How)

指揮: 意図と目的 (Why)

最強の概念:「指揮官の意図」

Commander's Intent = 最終的にどうなっていたいか(End State)

❌ 命令のみ (Order)

手段 (How) に固執

「A橋を渡って対岸へ行け」

⚠️ 橋が壊れていたら停止

「渡れません。どうしますか?」

⭕ 意図を含む指揮 (Command)

目的 (Why) を共有

「対岸を確保せよ。
意図は、本隊のルート確保だ

🚀 橋がダメでもボートを探す

「目的達成のため手段を変えます!」

Simulation

現場指揮シミュレーション

あなたは現場の小隊長です。隊長からの指示を受け、現場(橋)に到着しました。
しかし、橋は爆破されています!

💥
GOAL

隊長からの指示:

(指示を選択してください)

ビジネス現場での「意図」の伝え方

在庫がない、トラブル発生... そんな時こそ「意図」が試されます。

シチュエーション 命令のみ (Order) 意図あり (Command)
営業:在庫切れ 指示:「商品Aを売ってこい」
結果:「すみません、ありません」で終了
意図:「顧客の課題を解決せよ」
結果:代替品やシステムによる解決を提案
開発:仕様変更 指示:「仕様書通りに作れ」
結果:使いにくい機能がそのまま実装される
意図:「ユーザーの作業時間を半減させよ」
結果:仕様を変えてでも目的を達成する

新年の提言:意図を語れ

「経営理念があるから伝わっているはず」は甘えです。
日々の業務で、しつこいくらいに「なぜやるのか」を語ってください。

魔法のフレーズ

「この仕事のゴール(完了状態)は〇〇だ。
なぜなら、我々は〇〇を目指しているからだ。

次回 Vol.3 予告

【土台】信頼なくして委譲なし

~「任せる」ための冷徹な条件~

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