安全教育バイブル vol.7 ~「すみません」禁止。失敗を宝に変える「AAR」の魔力~

安全教育バイブル Vol.7 - 失敗を宝に変える「AAR」
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安全教育バイブル Vol.7

失敗を宝に変える「AAR」の魔力

「すみません」で終わる反省会は、
ただの儀式です。

「なんでミスしたんだ!」「すみません、不注意でした」「次は気をつけろ!」「はい!」
このやり取りで、何かが改善されたでしょうか?

「具体的な行動」が変わらなければ、反省会は時間の無駄です。
自衛隊式AAR (After Action Review)で、失敗を組織の資産に変えましょう。

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思考停止の罠

謝罪 = 許しを乞う行為
改善 = 未来を変える行為
この2つは全く別物です。

AARの「4つの問い」

犯人捜しではなく、「事実」と「構造」に迫るためのフレームワークです。

Question 1

意図・目標は何か?

「本来、どうなるはずだったか?」
マニュアルや計画の確認。

Question 2

実際は何が起きたか?

「現実はどうだったか?」
言い訳抜きで、事実だけを並べる。

Question 3

なぜ差が生まれたか?

「不注意」は禁止。
「電話が鳴った」「表示が見にくかった」など環境要因を探る。

Question 4

次はどうするか?

「頑張ります」は禁止。
「電話線を抜く」「目印を置く」など具体的な行動を決める。

Simulation

ファシリテーター体験

部下が作業手順を間違えました。あなたならどう問いかけますか?

👷

部下:「手順3を飛ばしてしまいました...」

「隠蔽」vs「学習」

叱責中心の会議では、部下は「怒られないための言い訳」を考え、真因を隠します。
AARでは「事実」を話すことが推奨されるため、組織の学習スピードが飛躍的に向上し、再発率が下がります。

  • 従来型:同じミスを繰り返す (再発率 高)
  • AAR型:仕組みが変わる (再発率 低)

会議室に「階級」を持ち込まない

AARの鉄則は「フラット」であること。
若手が社長に「指示が曖昧でした」と言える環境が、組織を救います。
目的は「上司の顔を立てること」ではなく、「次の戦闘で生き残ること」だからです。

禁止ワード:「すみません」「頑張ります」
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Psychological Safety

次回 Vol.8 予告

【タイプ別指導】「覚えの悪い部下」はいらない

~特性に合わせた教育~

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